09年3月3日繊研新聞より
福井県織物構造改善組合は、「ふくいテキスタイルステージ展示商談会2009」を開いた。最終製品での開発を目指すグッズの開発事業を08年度から立ち上げており、参加する8社がその成果を披露した。
山崎ビロードは、オーガニック綿とリネンを使ったベルベットを重点に据えた。縦糸がシルク、パイル部と緯糸がオーガニック綿の混率が80%のため、100%使いの開発を目指す。リネンベルベットは麻らしいシャリ感を生かしながら、柔らかく仕上げた。
麻(リネン)100%のベルベット
グッズの開発では、ファッションデザイナーの池本紫さんのアドバイスを受け、各企業が生地の特徴をわかりやすく出した最終製品を作った。山崎ビロードは抗菌・消臭機能のある袋織を使ったバッグやバスローブなどを見せた。
グッズの開発広がる ふくいテキスタイルステージ展示商談会2009
2009.03.04