21世紀をリードする無名の職人(繊研新聞)

1998.09.09

繊研新聞 1998年9月9日
三島彰のファッションと縲怩ュ
MOMAの事業
11月26日に始まるニューヨーク近代美術館の「日本テキスタイルデザイン展」は、イタリアでもフランスでもなく、世界最強のわが国テクノロジーをベースにする。日本産地の無名の職人仕事こそ、21世紀の世界をリードするものと確信しているのだ。
そこにピックアップされる大半は、東京・テキスタイル展で私が取り上げてきたものなのだが、そのハイライトの一つだった象皮風クロスは、このカタログ装紙に採用されている。福井・今立の山崎ビロードと鯖江ウラセの合作によるこの世界初のテキスタイルは、最近青山骨董通りに新設されたブティックのスーツに見ることができる。



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