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ベルベット実験室:ベルベットに手描き

「布描きえのぐ」というのがぺんてる株式会社から出ています。 それを使うと普通の絵の具感覚で布に絵を描くことが出来るというものです。 なんと絵の具が乾けば水洗いもOKです。


今回はそれを使ってベルベットに手描きで絵を描いてみました。 使った素材は2点。 ひとつはグランドがポリエステルでパイルがレーヨン素材のもの。 すでにオパール加工済みのものです。 もうひとつはグランドがキュプラ、パイルがレーヨンの素材。 結果はご覧のとおりです。 絵が下手なのはご了承下さい・・ (^_^;

1.ポリエステル/レーヨン オパール素材

ポリエステルは通常、常温では染まりにくいのですが、割ときれいに色が出ました。 多分、色は浸透するというよりも糸の上に乗っているだけではないかと思います。 でも、お湯で洗いましたがある程度まで洗うと色落ちはあまりしなくなりました。

2.キュプラ/レーヨン素材

2柄描いてみました。色はまあまあきれいに出てます。

これは2つの素材、どちらにも言えることですが、パイルの部分に絵の具がたくさん 付くとそこが固まって硬くなってしまうので注意が必要です。 ですから絵ははどちらの生地も裏から描きました。 裏から徐々に表に浸透させていって、濃さが足りない部分は表からも多少色をのせてみる という方法がいいように思います。 もちろん裏のみ色を乗せるだけでも面白い表情にはなります。