洋服や生地などにアイロンをかけたら変色してしまうことがあります。
その原因や対策方法についてお話していきたいと思います。
アイロンをかけたら生地が変色する原因
糸の素材によって熱に強いものや弱いものがあります。
また、伸び縮みしやすい素材もあります。
素材による影響もありますが、直接染料による影響も大きいです。
直接染料の特性として熱を加えると変色するといったことが起きます。
使用する染料は染色工場によっても異なりますし、素材によって直接染料か分散染料・反応染料などと変わってくることもあります。
生地が変色した時の対策方法
指定された温度でアイロンをかけた場合は少しの間は赤っぽく変色する事が多いですが、時間が経てば基本的に元の色に戻ってくるので時間を置いて待ってみてください。
アイロンの温度によって素材が伸びたり縮んだりしてしまうので、
洋服についてるタグをしっかり確認してアイロンがけをすることをおすすめします。
アイロンが難しい場合は、タンブラー乾燥機でシワ伸ばしする対策方法もあります。
ほとんどの家庭に設定されている洗濯機の中に乾燥機能があるので、それで簡単にシワ伸ばしもできます。
一般的なレーヨンベルベットは不向きですが、リネンベルベットやシルクベルベットなど天然素材はタンブラーで乾燥させ、熱でシワを取る場合があります。
アパレルの方や生地を扱ってる方の参考になれば嬉しいです。