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書籍『生きる はたらく つくる』

メディア掲載2020-06-30

ファッションデザイナー皆川明さんの著書『生きる はたらく つくる』が2020年6月に発刊されました。第6章「国内で服をつくる理由」において、もっとも親しい生地屋の1社として、山﨑ビロードをご紹介いただいています。さらにベルベットについても以下のように記述いただいております。ありがとうございます。

アパレル業界が原価率をベースにしてデザインを考えるようになってから、ベルベットは素材として敬遠され、使われなくなってしまった。たしかにメーター単価はそれなりに高い。ただ、ほかの布にはない手触りや質感を考えると、忌避されるほど高いとはいえない。ぼくらの子ども時代は、例えばピアノの発表会などのドレスなどにはベルベットが使われて、上質感の象徴のような生地だったのだが、そのようなイメージはいつしか廃れてしまった。

これからも、ミナ・ペルホネンのみなさんとベルベットの可能性を探求していきたいと思います。(山下祐三)