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パイル織物の種類:カット織物とループ織物の違い

コラム2024-08-29

パイル織物は、インテリアやファッション、日用品に至るまで幅広く利用されています。

パイル織物にはどんな種類があるのか、そしてそれぞれの特性について詳しくご紹介します。

 

パイル織物とは?

パイル織物とは、織物の表面にループ、もしくは切り離された糸(パイル)を持つ織物のことを言います。

パイルが生み出す柔らかさや厚みが特徴で、触り心地が良いことから、多くの人々に愛されています。

パイル織物は大きく分けて「カット織物(Cut Pile)」「ループ織物(Loop Pile)」の2つのタイプがあります。

 

カット織物(Cut Pile)とは?

カット織物は、その名の通り、パイルがカットされている織物です。カットされたパイルは均一な高さに整えられており、表面が滑らかな感触を持つことが特徴。

代表的なカット織物には弊社が製造しているベルベット、それ以外にもコーデュロイなどがあります。

カットタイプの織物は、一般的に高級感のある仕上がりが求められる製品に使用されます。

代表的なカット織物の例:

  • ベルベット (Velvet): 非常に滑らかで光沢のある生地で、カーテンや家具の張り地などのインテリア、洋服やワンピースなど衣装、他にも背景布、ラビングクロスなどとして広く使用されています。
  • コーデュロイ (Corduroy): パイルが畝状に配置された織物で、丈夫でありながらも柔らかい触感が特徴です。主に衣料品や家具に使われます。

 

ループ織物(Loop Pile)とは?

一方、ループ織物は、パイルがカットされずにループ状のまま残っている織物です。

ループ織物の特徴は、その耐久性の高さと、立体的なテクスチャを持つことです。

特に、ループが密集している場合、耐摩耗性が高まり、繰り返し使用しても形状を維持しやすくなります。

タオルの表面をしっかり見るとループ状になっているのがわかります。

代表的なループ織物の例:

  • テリー (Terry): ループが表裏両面にある織物で、タオルやバスローブに使用されることが多いです。吸水性が非常に高いのが特徴です。
  • タフテッドカーペット (Tufted Carpet): ループ状のパイルが特徴で、カーペットの多くがこのタイプです。耐久性があり、足元に柔らかな感触を提供します。

 

まとめ

パイル織物は、カット織物とループ織物に大別され、それぞれが異なる特徴を持っています。

カット織物は滑らかで高級感があり、ファッションや家具に適しています。

一方、ループ織物は耐久性が高く、特に日常的に使用されることが多いです。