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ベルベットの毛並みの特徴や取り扱い方

コラム2022-11-25

ベルベットの取り扱い方が難しいと感じる人が多い。

ベルベットの扱い方が難しいと思った方は「ベルベットは髪と同じ」と言う意識をするだけで取り扱いやすくなる。

 

・寝癖(毛乱れシワ)のついたものは湿気で整ってくる

・ワックスのついた髪(立毛)は強い力で毛並みは倒れる

・ドライヤー(タンブラー)をかければ髪がふわりと立つ

 

これがわかりやすい例だ。

 

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一般的に流通しているレーヨンベルベット(グランド:キュプラ/パイル:レーヨン)は綺麗な毛並みになるように加工しているものがほとんど。

ベルベットが水に弱い理由は、綺麗な毛並みに水滴がついてしまうと毛先同士がくっついたり、濡れた部分を押さえると毛が潰れてしまうからだ。

 

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しかし、うちのベルベットは特殊な加工を施しているので多少の毛潰れでも時間が経てば戻るようになっている。

 

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山崎ビロードではコットンやシルクなどの天然繊維を取り扱っているが、レーヨンベルベットと比べて取り扱いは簡単。

家庭にある乾燥機で熱を与えるだけで毛先がふわっと仕上がり、綺麗な見た目になる。

乾燥付き洗濯機の容量にもよるが、あんまり詰め込めずにやるのがおすすめ。

 

ベルベットの取り扱い方を覚えておくだけで、アパレルなどにも導入しやすくなるのではないでしょうか。