ベルベット生地はグランドとパイルから出来上がる毛足のある生地です。

一般的に流通しているベルベットを特殊加工し、垂直に立たせる加工（立毛加工）をしたものは綺麗に整った毛並みになっています。

その生地を黒にすることで、光を吸収して平坦な感じに見えるようになります。

 

 

この黒のロイヤルベルベットを使用することで真っ黒な背景で被写体を撮ることができる。

実際この生地を見るとそこまで真っ黒とは感じないのですが、カメラの性質上、カメラで撮ると光を吸収して真っ黒に映るようになります。

ホコリさえしっかり取り除いて撮影すれば、無加工で仕上げることが可能。

 

 

和室の壁に真っ黒な背景布を貼った状態。

もちろん、これでも無加工だ。

モデル撮影などで黒背景を使いたい場合にも最適。

 

 

一般的に販売されている背景布よりも確実に黒い。

 

デメリットは立体感のある生地なので、力を加えれば毛並みが潰れて光沢感が出てしまうこと。

しかし、うちのロイヤルベルベットは特殊な加工を施し、ある程度の毛潰れは時間が経てば戻るようにしている。

取り扱いさえしっかりすれば長持ちもする。

 

さらに、染める時に色を変えれば、真っ赤な背景なども可能だ。